なかなか潜降できなくて困った経験のある人。 おもな原因は2つ。
1つ目はウエイト調整にミスがあり。 よくあるパターンは今まで潜った場所がスチールタンクだったのに今回はアルミタンクという場合。 今までの感覚より1kgくらい多くしたほうがいいでしょう。 あとはスーツの種類・インナーの違いなど…。 要するに軽すぎるっちゅう話。 そら沈まへん…。1本目はスールに空気がいっぱいついてるからなんて事もある。
もう1つは BCのコントロール(もしくはドライスーツ)&呼吸 である。
正しくウエイト調整ができたダイバーには実は潜降という動作がかなり難しい…。 ほとんどの人がオーバーウエイトでダイビングしている。 というのも本当はBCの空気を抜いただけでは潜降できないのである。 正しく調整された人はBC・ドライの空気を抜いてからさらに息を吐いて初めて潜降が可能なのだ。
正しい潜降とは自分の空気をすべて抜いた状態から呼吸によってコントロールするもの。 それができれば始めから中性浮力が取れた状態。完璧でしょう。 そこまでいかなくてもなかなか沈まない人はやっぱり空気の抜き方があまい!! 水中では空気は上へと行きます。 だから単純に空気の出口は1番高いところへ。
BCだったらパワーインフレーターを頭より高い位置に。 空気が出ているか見ながら抜けば確実。 難しいのはドライスーツ。 これはなれない人にはかなり厄介。
基本は左手を上に上げ排気ボタンを押しながらひじを曲げてわきをしめる。 誰もがやってる「技」である。 ところがそこに落とし穴が。 実はボタンを押している右手に空気がたまってたりして…。 結構多いですよ、そんな人…。 もう一つが姿勢。膝立ちの姿勢になるのがベスト、足や背中にもいっぱい溜まっています。。
排気に自信がない人はドライスーツを着たときに首の部分を手で開けてしゃがむ、そんで手を離して立ち上がる。 それだけでドライの空気はそこそこ抜ける。
でも1番肝心なのはやっぱり『呼吸』と姿勢。 息をいっぱいに吸った状態と吐き出した状態では2`は変化する。吐ききった状態で沈み始めるのを我慢できればいいのですが・・・。沈まない!!と焦れば焦るほど多く吸い込んでしまう。落ち着いてしっかり吐くことを覚えましょう!! 最後に姿勢。 絶対におしりから潜降してはダメ。 背中にタンクの重みを感じながら前かがみで潜降しましょう。
たかが潜降でもよりウエイトを減らせるようになれば中性浮力はとりやすいし、空気も長持ち。 『吹き上げ』という事故もなくなるでしょう。
なにより陸上が楽になる。 まーがんばってくださいませ……。